人に興味を持つ


我々の70歳前後の世代の出生数は約250万人前後で、
現在の100万人を割る時代から見ると約2.5倍であった。
ひとクラス50人だったのが、
現在は20人となりその雰囲気は全く違ってくる。
「人」「物」「お金」「情報」が社会を担っているのは今も昔も同じだが、
我々の時代は「人」に最もスポットがあたり一番重要な要素であった。
しかし今は「情報」「お金」「物」が重視され、
一番重視されるべき「人」が軽視されている気がしてならない。

興味を持てば理解が深まる。
理解が深まれば真意が分かる。
真意が分かれば何を求めているか斟酌できる。
斟酌出来る人は評価される。
評価されれば気持ちが良い。
気持ちが良くなれば人に優しくなれる。
優しくなれば人は集まる。
人が集まればエネルギーが高まる。
エネルギーがあれば新しいものを生み出す事が出来る。
新しいものは人に感動と喜びを与える。

我々の世代の情報は人づてが重要な要素であった。
しかし、現代のIT時代では
最も重要視されないファクターになってきた。
確かに情報量は格段に増え
それも短時間で入手出来るようになった。
ただ情報源の素性が不明なものも多く、
なかには「フェイクニュース」のような
信用出来ない情報も含まれている。

また、お金を出せば何でも手に入れることができ、
「物」が溢れるゆたかな時代となった。
しかし、何故か貧しい世の中に
なってきたのではないかと考えてしまう。

全ての事柄は「人」が決め、「人」が実行している。
だからこそ「人」にスポットがもっと当たれば、
世の中はもっと輝くのではないだろうか。
「人」が輝く未来をつくるために、「人」に興味を持とう。

医療法人社団 映寿会
社会福祉法人 中央福祉会

理事長 北元 喜洋