新しい時代の刺激


私たちの世代がまだ小さい頃は電気冷蔵庫がない時代で、
氷を買いに行って、その氷で庫内を冷やす「冷蔵箱」の時代だった。

掃除機も、テレビのプロレス中継を見ていて
リングの掃除をする道具を見て初めてそれが掃除機であることを知った。

そして、東京の小学校に転校した3年か4年の時に、
社会科見学で国会議事堂と日本テレビに行った。

その頃はテレビがようやく普及しだした頃で、
テレビ局は当時として最先端の会社だった。
そのテレビ局の社会科見学でびっくりしたのが、
テレビ局のなかに置いてあるものに
ちょっと触れると「バチッ」とものすごい音を立てて感電すること。

安い化繊の服を着ていたからなのか、
当時はまだ放送局の施設が十分でなかったからかは分からないが、
テレビ局で働く人の仕事などを見学しに行ったのに、
ビリビリと感電したことばかり記憶されている。

それまで家庭になかった電気製品によって暮らしが豊かになり、
私にとってもそんな日々の変化が大きな刺激となっていた。

医療法人社団 映寿会
社会福祉法人 中央福祉会

理事長 北元 喜洋