My name is Derrick


1960年代、私が小学生だった頃、
小中学校の教職員の給料はそんなに高くなかったと聞いている。
そのために先生の中には私塾などの副業をされている方もいた。

私の小学校時代、中学校の先生が英語の私塾を開いていた。
私もその英語教室に通っていた。
若くてとてもきれいな女性の先生で、
私のことを可愛がってくださった。

その英語教室での初めての授業の日、そのきれいな先生は、
生徒の顔立ちや雰囲気など先生の受けたイメージから
「ジャック」や「ボブ」という名前をつけた。

私には「デリック」という名前がついた。
今までに聞いたことのない馴染みのない英語名であり、
その「デリック」という上品そうな言葉の響きに舞い上がってしまった。

このことがきっかけで英語教室が好きになった。
そしてその先生が中学校の英語の担任となった。
小中一貫英語教育のこの先生のおかげで
私は英語を得意教科にすることができたのだ。
その英語の先生が私の人生に大きな影響を与えたのは間違いない。

子どもが何かを好きになるきかっけは、
ちよっとしたことだ。
大げさな目標や目的がなくてもいいのだ。
ちょっとしたことが人の人生を大きく変える。
きっかけはとても大事である。
詰込み型と言われる日本の教育。
子どもたちがもっと楽しく、自由に授業を受けられるよう
教育者の工夫が必要だと思う。

教育者もちょっとしたきっかけで先生になったはず。

医療法人社団 映寿会
社会福祉法人 中央福祉会

理事長 北元 喜洋