- ホーム>
- 環境への取り組み>
- 施設環境への取り組み>
- 映寿会みらい病院・みらいのさと太陽ヒートポンプシステム導入しました。
映寿会みらい病院・みらいのさと太陽ヒートポンプシステム導入しました。

空調及び給湯を重油ボイラーから地下水利用ヒートポンプに置き換え、エネルギー消費量及び環境負荷の低減、コストの削減を図りました。
映寿会みらい病院は平成21年1月に、みらいのさと太陽は平成22年3月に導入しました。
導入の目的
- CO2削減
※大規模災害時の生活用水の確保 - ヒートアイランド現象の防止
- コスト削減
ヒートポンプの特徴
- ヒートポンプの熱源として採用した井戸は一年中温度が13℃前後程度と安定しているので、外気温度に影響されず効率のよい冷暖房及び給湯運転が可能。
- 全電気式ヒートポンプのため火災や爆発の危険性も少なく保守管理が容易。
- 化石燃料を使用しないため、CO2削減効率も高く、当該地域への環境汚染もない。
- 特に夏季は排熱回収により貯湯槽にお湯を貯えられるため、電力量の大幅削減が可能。
効果
- 計画時の省エネルギー量は80klであったが、導入後に、より詳細な設定温度と時間調整を行った結果、計画時を上回る97klの削減できた。
- 夏季の冷房が必要な時は、通常なら外気や熱源水に放出する熱を回収することにより、貯湯槽にお湯を貯えられたため、電力量の削減ができた。
- 給湯については新たに貯湯槽を設置し夜間蓄熱システムを組み合わせ、電力会社との蓄熱調整契約を行ったことにより、割安な夜間電力で運転することができた。
- 空調については蓄熱槽を有していため給湯と同様に蓄熱調整契約を行ったことにより、割安な夜間電力で運転することができた。