私たちの想い
about us
今、医療福祉施設を利用する方々の多くは、青壮年期を激動の中で過ごされてきました。
戦争経験をされた方から、1960~70年代の高度経済成長期に仕事に従事されてきた方、1980年後半~90年前半の空前の好景気ジャパンアズ№1と言われたバブル経済、その崩壊も経験した方など様々です。
ところが、ご利用者の過ごされてきた時代背景を理解せず、その体験に寄り添う事なく、年齢、医療度、介護度で分類、サービス内容を決めているのではないでしょうか。これではご利用者の方々と心を通わせることが出来ず、本当の意味での医療・福祉サービスの提供しているとは言えません。
医療ではカルテを、介護ではケアプランを作成し、ご利用者様に向き合ったサービスの提供が始まります。我々が目指すべきサービスとは、生きてきた時代背景を理解の上で、ご利用者の方々とともに「人生のカルテ」を作り、最良の時間を共有していくことだと考えます。
映寿会みらいグループ 理事長 北元喜洋